品川区 胃がん検診のご案内
品川区では、胃内視鏡検査とバリウム検査、リスク検査の3種の「胃がん検診」を区の助成により受けられます。当クリニックで対応しているのは、3種のうち胃内視鏡検査とリスク検査の2種です。助成は品川区民が対象であり、対象者には5月下旬に受診券が送付されます。
※同一年度内に内視鏡検査とリスク検査を複数受診することはできません。
品川区 胃がん検診のご案内
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胃がん内視鏡検査
内視鏡検査とは、内視鏡を挿入して胃の内側を直接観察し、胃の状態確認や胃がんの原因となるポリープの発見をするものです。胃に届くまでの間にある、食道や十二指腸の状態も確認することが可能です。
※検査中に病変を見つけた場合、その場で病理組織検査やピロリ菌検査が保険診療(一部負担金あり)で行えます。 -
胃がんリスク検査
胃がんリスク検査とは、胃の収縮により値が低下する血液中のペプシノゲンの量を調べることと、ピロリ菌に感染しているかどうかを、血液検査によって行うものです。
※胃がんリスク検査の結果、精密検査が必要であると判断された場合には、胃内視鏡検査を保険診療(一部負担金あり)で受ける必要があります。
品川区胃がん内視鏡検診
における注意点
公費による検診は、自費での内視鏡検査と異なる点があります。その点をしっかりと把握して、受診いただけるようお願い申し上げます。
検査時に鎮静剤の使用ができません
かえで内科・消化器内視鏡クリニックでは、鎮静剤を併用した「苦しくない胃カメラ(内視鏡)検査」をご提供しております。しかし、品川区の公費による内視鏡検査においては、鎮静剤の使用が認められておらず、鎮静効果のない状態で胃がん内視鏡検査を行うことになります。
負担軽減のためスコープを選べます
検査は患者様に苦痛なく胃カメラを受けていただくために、鼻からできる胃カメラ(経鼻内視鏡検査)をお選びいただけます。また、口からの胃カメラも鼻と同じ細いカメラで検査を行うため、鎮静なしでも比較的楽に検査を受けることが出来ます。
品川区 胃がん内視鏡検診
(胃カメラ検診)概要
実施期間 | 受診券が届いてから翌年の3月末日まで(当クリニックの休診日を除く) |
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費用 | 《自己負担額》 品川区 胃がん内視鏡検診 2,000円 内視鏡検査時にピロリ菌の疑いや病理組織検査が必要と医師が判断した場合には、保険診療で一部負担金が生じますのでご了承ください。(検査時には必ず保険証をご持参下さい) |
持ち物 | ・品川区胃がん検診受診券 ・健康保険証 ※生活保護を受けている方は、品川区健康診査受診券と一緒に送付される無料券をお持ちください。 |
予約方法 | 必ずお電話でご予約下さい。(WEB予約不可) TEL 03-5709-7776 |
除外条件 CHECK
- 胃内視鏡検査に関するインフォームド・コンセプトや同意書の取得ができない方
- 妊娠中の方
- ピロリ除菌中を含む、胃の疾患で治療を受けている最中の方
- 胃の全摘手術を受けた方
- 咽頭・鼻腔などに疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
- 呼吸不全や、重篤な循環器・呼吸器疾患のある方
- 血液を固まりにくくする、抗血栓薬を内服中の方
- 明かな出血傾向ある方、または出血の疑いがある方
- 全身状態が悪く、内視鏡検査に耐えられる状態ではないと判断された方
- その他、医師によって検査に適さないと判断された方
品川区 胃がんリスク検診
血液検査 概要
実施期間 | 受診券が届いてから翌年の3月末日まで(当クリニックの休診日を除く) |
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費用 | 《自己負担額》 品川区 胃がん内視鏡検診 700円 |
持ち物 | ・品川区胃がん検診受診券 ・健康保険証や自動車免許証など、本人確認ができるもの ※生活保護を受けている方は、品川区健康診査受診券と一緒に送付される無料券をお持ちください。 |
検診の対象となる方 CHECK
50・55・60・65・70・75歳(年度末年齢)の内、今までに一度も胃がんリスク検診を受けたことがない区民の方が対象です。
除外条件
- 上部消化器症状が明らかにあり、胃や十二指腸の疾患が強く疑われる方
- 食道、胃、十二指腸疾患で治療中の方
- 胃を切除された方
- 腎不全を患っている方
- ピロリ菌の除菌治療を受けた方
※胃酸分泌抑制剤(プロトポンプ阻害剤)を服用中の方、もしくは2ヵ月以内に服用していた方は、受診できない場合があります。該当される方は、予めにご相談ください。